社内報 Vol.3

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社員インタビュー

伊藤 修弘
いとう なおひろ

店舗

役職取締役事業本部長

2011年に設立された株式会社夢のおてつだいの取締役事業本部長を務める伊藤修弘。設立と同年に中途採用で入社。会社が成長していく姿を目の当たりにしてきた。一人である。現在は全店舗の営業と施工部門を監督する立場にいる。そんな伊藤が本部長に就任するまでの足跡とこれからの展望に迫った。

人との繋がりを活かした営業

前職ではルート営業だったため、新規開拓の経験はなかった。それでも学生時代から友人や知り合いが多かった伊藤は、入社後に友人や知り合いから契約してもらうことが多かった。すると今度は勇信の友人へと伊藤の評判は広がり、次の契約に繋がっていった。

障壁を乗り越えて黒字回復へ

入社して1年が経った2012年、伊藤は豊川中央通店の店長に就任した。店長となったことで、店舗一丸となって売り上げを追うことを意識したが、就任後最初の1ヶ月は赤字を出してしまった。山佳社長に赤字を出したことを報告すると即、社長は補填金を降り込み、驚こうことに伊藤に対して優し接して決して怒ることはなかった。

「上の方が数字を出さなければいけないだろう。ボスが数字を出すのは当たり前だ。」とひと言だけいただいた。

そこで初めて伊藤は自分の間違いに気づいた。自分は全員で損益分岐点を超えようとしたが、本当は自分の数字だけで損益分岐点を超える必要があったと理解した。自分が管理者に徹したため、一人の営業として満足のいく動きができていなかった。

しかし、ここからが伊藤の快進撃が始まる。最初に赤字を経験したことによって、自分で稼がなければお金は得られないことを痛感し、二度と赤字を出したくないという強い気持ちが芽生えた。その方法は「自分で売る」こと。お客様のためにたくさん考える、当たり前のことをしっかりとこなす、そのレベルをとにかく上げた。自分自身の営業成績を上げることは、店舗の経営にも比例し、わずか1ヶ月で黒字店舗へ変えることに成功した。それからの伊藤は自ら率先して数字を追いかけた。自分の仕事に対する姿勢を見せることで社員を鼓舞した。伊藤はその後店長職を退くまで、赤字を出したことは一度もなかった。

努力の末すかみ取った成績トップ

そんな伊藤の努力は数字にも表れていた。未経験者であった伊藤がわずか3年で営業成績全国1位に輝いたのだ。周囲からは称賛の言葉を多くもらった。しかし伊藤自身は、母体の会社である株式会社山豊工建がトップシェアを誇っていることを考えれば、夢のおてつだいも全国トップの人間がいて当たり前だと思っていた。そんな自分に厳しい伊藤が一番成果を残したと思えることは、本部長に就任する直前に11件以上連続して契約を取ったことだ。並々ならぬ意気込みで仕事に打ち込んだ伊藤は、面談したお客様は一人残らず連続で契約に至るという、自身にとっても自己最高記録を打ち立てた。

苦戦した新卒採用制度導入

こうして有終の美を飾り、伊藤は営業職を離れ本部長に就任した。会社では今年で設立7年目を迎える。新卒採用を始めてからは5年になる。以前は、ヘッドハンティングで他の会社に優秀な人材を抜かれてしまうことがあった。そんな時、「うちの会社が好きな人材を一からつくらないといけないよね」。という社長の考えで始まった新卒採用。最初は時期尚早と考えていた伊藤も、社長の言葉に納得し、合宿・研修・勉強会など様々な学びの場を設けて、新入社員を迎える能勢を準備していった。

「新卒を採用することによって、社員全員が成長できる環境が整ったことが一番大きかった」と伊藤は感じている。今では離職率が低く、定着率が88%の良い会社を大きくしていこうという夢を追うことができる。そういった環境が、定着率を上げている要因だという。

会社への思い、そして今後の展望

そんな伊藤も間違いなくこの会社を愛する一人だ。伊藤が現在掲げている目標は「100人企業にし、100憶の年商を稼げる企業にして、愛知県屈指の企業にすること」である。伊藤は、これからも率先して会社の成長を牽引していくに間違いない。本部長という新しいステージで伊藤はどんな業績を打ち立てていくのか。会社の規模拡大を胸に、今日も伊藤は全店舗の監督業務に取り組んでいく。

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