社内報 Vol.11

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社員インタビュー

高橋 弘光
たかはし ひろみつ

店舗豊川中央店

役職営業

夢のおてつだい、豊川中央店で営業として活躍する4期生の高橋弘光は、穏やかにゆっくりと話すその語り口と時折見せるまだまだあどけない笑顔の裏に、隠された熱い情熱をのぞかせる。入社から今年で2年目。常に上昇志向を忘れずに、仕事に取り組む姿勢は、周囲からも将来の有望株として期待を集めている。そんな高橋に、仕事への想いを聞いた。

社名に惹かれ採用試験に

今年で入社2年目。新卒で夢のおてつだいに入社した高橋は、就職活動を始めた当初、自動車関係の企業やIT系の企業などを考えていた。地元で働くよりも東京で働きたい。そういう気持ちが強かったものの、夢のおてつだいに興味を持ったのは「社名に惹かれて」という単純なものだった。また、食事選考があることを知り「会社のことよりもお酒が飲めるなら行ってみようか」という気持ちになったのが採用試験を受けた理由だった。この高橋の選択が、のちの彼の人生の大きな転機となった。

軽い気持ちで応募した夢のおてつだいの採用試験。食事選考の会場に足を運んでみると、斜め前には山佳社長が。そして正面には伊藤部長がいた。通常であればそうそうたる面子を前に萎縮してしまいがちだが、高橋は臆することなく「僕はベンチャー企業にしか興味がないんです。大手のようにシステムが決められてしまっている世界には興味がない。せっかくならベンチャーで新しい形を作っていきたい」と語った。そんな高橋の姿は伊藤の目に止まった。

伊藤はこの選考会で高橋に名刺を渡した。高橋はこの時自覚はなかったそうだが、伊藤の中ではこの時すでに高橋を夢のおてつだいに欲しい人材だと強く思ったという。

イメージが大きく変わった不動産営業という仕事

自らが置かれた環境を生かし成長へとつなげられるかどうかが、その人間の底力を測るひとつのものさしならば、高橋の底力は彼の仕事への向き合い方からも測ることができる。
入社前、不動産営業という仕事に抱いていたイメージは取り扱う金額も大きく、自信に満ち溢れている仕事だった。金額の大きい土地や家を売る営業ができるようになれば、他の商品の営業だって難なくこなせるようになるのではないか。そんな打算もあったのが正直なところだ。しかし、現実は入社後しばらくはチラシのポスティングや売却中の土地に立てる看板の設置という地道な業務の数々だった。

「正直、こんな仕事だと思わなかったと感じたこともある」という高橋。そう思いつつも、持ち前のポジティブさを生かし、毎日のポスティングの中から一つの学びを見出した。
「ポスティング自体は集客という点で大きなメリットがあるわけではない。むしろポスティング中に町の空き物件や道、ポスティング先のアパートに住む人の年収やもしも不動産を買うとしたらどんなものを買うのだろうとイメージする癖がついたんです」

高橋は、月1回の営業研修、ここすもハウス研修、そして月2回開催される有志参加の特別研修に参加している。なかでも特別研修は、2週間ごとに課題が出される。こうした研修でも100%の力を出し切ることが、成長へとつながる秘訣だと彼は言う。
高橋は、次期幹部向けに豊川で実施されていた選抜研修にも特別に頼み込み、先輩たちに混じり、後ろで内容を聞いていた。
「選抜研修に参加するなかで学んだ、お客様の気持ちを考え、シーンごとにどんな言葉を使えばいのかどう向き合ったら良いのかという考え方は本当に役に立ちました。言葉ひとつ間違えただけで、成約には至らないという高い緊張感を持って仕事に臨むことを早い時点で知れたのは本当に良かったと思っています」

社長の言葉の意味を実感した瞬間

採用試験で言われた言葉で、印象的だったのが「入り口は物件だけど出口は人。だからこそ、『あなたから買ってよかった』と言われないといけないんだよ」と言う言葉だった。また、社長の「ミスは誰でもするものだ。ミスをしないことよりも、お客さんからミスを許される人間を目指すべきだ」という言葉も、高橋の胸に深く残った。

社長が言っていた言葉、選考で言われた言葉の意味を、実体験として痛感したのは入社から半年のころ。

入社1年目の9月、高橋は初めて物件の成約まで至った。研修などで成約に繋げるまでの手順は頭に入っていたものの、成約から物件引渡しまでに必要なことは、まだまだ知識が浅かった。そのため、お客様から何を聞かれても、即答できず「確認します」と返すことが多かった。「お客様にこれはもう嫌われたな、と正直思いました」と高橋は当時を思い返して苦笑いする。しかし、お客様が高橋へ抱いていた想いはそれとは少しは違ったようだ。物件の鍵を高橋がお客様の自宅に渡しに行った際に、お客様が彼にかけたのは「半年間いろいろ私たちのことを本当に考えて家を探してくれて、ありがとう!」と言う一言だった。

「絶対に嫌われていると思っていたのに、ありがとうと言っていただき、本当に嬉しかったです。社長が言っていた『お客様からミスを許される人間を目指せ』という言葉の意味を実感できた瞬間でもあります」

本当は人見知りで心配性・神経質。

自分自身の性格を、人見知りで心配性、さらには神経質だという高橋。「簡単なことでも先輩にすぐに質問してしまうので、『そんなこと気にしなくてもいい!』とよく言われます」と笑う。
物件の場所を地図で確認したとしても、お客様を連れて行く前に、必ず1回は1人で行ってルートを確認している。そんな高橋はしばしば、予想外の展開になると混乱してしまい、周りの先輩たちから「落ち着け」と言われることも少なくない。申込みをいただいた瞬間に、すぐに契約したいとお客様が言い出した際には、最初は何をしたらいいのかわからなかった。書類の準備・印刷・製本などをしている間、お客様を待たせていると思うと高橋は気が気ではなかった。そんなときもサポートしてくれる夢のおてつだいの仲間達、先輩達の存在が高橋にとって本当に心強いものとなっている。

30歳になった自分への目標

6年後に30歳になる高橋。30歳になったらどんな人間になっていたいかを聞くと、こう答えた。
「まずは成績を残したいですね。30歳は社内でも中堅の位置。もっともっと自分を磨き、周囲に慕われる人間になりたいですね。あとは、有言実行ができる人間になることが当面の目標です」
20代のうちに、全国大会の壇上に上がれる結果を残したいと具体的な目標を描く高橋。「こいつに任せておけば間違いがないと言われるようになりたい」と日々努力を欠かさない彼だからこそ、きっとこの目標も達成してくれることだろう。

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