社内報 Vol.8

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社員インタビュー

高野 雅弘
たかの まさひろ

店舗豊川中央店

役職店長

「社長を見ていると、『絶対に諦めちゃいけない。勝つことに意味がある』と思えて、自分も頑張れるんです。」

そう語るのは、株式会社夢のおてつだい豊川中央店で店長を務める高野雅弘だ。前職の塾の講師から一転、全く未知の不動産業界に飛び込んだ背景には、どんな思いがあったのか。仕事や社員への思いとともに、高野が今日まで歩んできた道のりに迫る。

夢のおてつだいに入社するまで

夢のおてつだい入社以前は、予備校で塾講師として働いていた高野。午前1時に会議を開始するなど過酷な労働環境下で、高野は日に日にやりがいやモチベーションを失いつつある自分を無視できなくなっていった。

「今の会社は、つまらない。この会社にいて未来はあるのだろうか?」
将来への不安を抱き始めていた頃、予備校から転職していった元同僚に、夢のおてつだいを紹介される。

高野は「今の仕事より面白いことができるなら!」と、すぐに転職を決意。こうして、高野は夢のおてつだいのキャリアを歩み始めることとなったのである。

壁を乗り越えて

不動産業界に足を踏み入れれば、任されるは必然的に営業職。だが、営業という仕事は、高野がこれまでずっと避け続けた職種だった。営業経験のない高野は、入社半年間、売り上げがゼロ。心が折れそうになりながらも続けることが出来た背景には、高野を引っ張り、親身になって相談に乗ってくれた部長の伊藤の存在がある。

「伊藤部長がいなければ、今、この席に座っていなかったと思います」

苦しい日々を乗り越え、現在は店長として社員をまとめる立場にある高野だが、多くの失敗も経験してきた。それでも「失敗を無駄にはしまい」と、その都度原因を考えることで発見できたことがある。自分の失敗パターンだ。お客様にお叱りを受けるのはいつも、お客様への伝達不足か、些細な疑問の解消を怠った時であった。

「わからないことがあれば直ぐに聞きなさい」。
伊藤は、高野が何度失敗しても見捨てることなく、足りない部分を指摘してくれた。毎回少しずつ改善し、二人三脚で成長してきたのだ。店長就任直後、人をまとめることの難しさに直面した高野に「どうすれば人が付いてきてくれるか」を教えてくれたのも、伊藤だ。今の自分に繋がる道を開いてくれた上司への感謝は、現在でも尽きることはない。

お客様の喜びのために

住宅には、その人や家族の人生が詰まっている。住宅関連の仕事に携わる以上、お客様の心に寄り添った気遣いができるよう、高野は常に心掛けている。そしてそのような気遣いがお客様の喜びに繋がった時、高野は何よりもやりがいを感じるのであった。

以前、長年住み続けた自宅を離れて九州へ引っ越すお客様の、自宅のご売却のお手伝いをしたことがあった。
「愛着のある自宅の思い出を目に見える形で残し、届けることはできないだろうか……」。

高野は実際に使われていた表札を九州まで送り届けた。感激したお客様は後日、九州からお礼のお手紙とお菓子を送ってくれたという。高野が改めて「些細な気遣いを当たり前にできるようになろう」と、一層気を引き締めた出来事だ。

社員への思い

「社員たちは、共に闘う仲間です」。
そう語る高野は、それぞれの社員とコミュニケーションを取ることに重きを置いており、店舗はいつも賑やかな雰囲気だ。自身の経験から、高野は分からないことがあればすぐに質問・報告ができる環境を大切にしている。店長として、そのような環境の整備を進めると同時に、社員一人ひとりの現状を把握し、適切なアドバイスができるように努めている。

指導方法も、社員の能力に応じて変えているという高野。ベテラン社員に対してはキーワードだけを伝え、自身の頭で考えて問題を解決させる。出した結論が間違っていれば指摘し、正しく修正させる。新人の社員に対しては「何故そのようなやり方をするのか」を理論立てて説明し、根本から理解してもらう。各々に合った対応が可能なのは、高野が普段から真摯に社員と向き合っているからである。

店舗の将来を見据えて

「何かを達成したからと言って、それがゴールだとは思っていません。社員全員で諦めずに力を合わせ、結果を出し続けていきたいです」。

社員から学んだ「絶対に諦めない」思いを胸に店長になった高野は、社員たちにも諦めないことの大切さを実感してほしいと考えている。自分の店舗から夢のおてつだいの幹部となる社員を輩出すること、全国大会で1位をとることなど、店舗全体の具体的な目標はあるが、それらは高野にとって通過点にすぎないはずだ。

全くの畑違いだった不動産業界で奮闘を続けてきた高野。「諦めない、諦めさせない」思いを胸に、高野は今日も店舗と社員の更なる高みへと導いていく。

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